天津は中国の四つの直轄市の一つであり、敷地面積は1.19万km²、人口は1516万人である。中国において、最も活力が溢れ、国内外の投資が集中する地域で、珠江デルタ、長江デルタに続く新世紀の中国経済発展を牽引する第三番の成長極である。
天津は北京市・天津市・河北省協同発展の戦略重点として、中国先進な製造・研究開発基地、北方地方の国際海運コアエリア、金融創新運営のモデルエリア、改革開放先行エリアという“三区一基地”を目指している。
天津では五つの戦略チャンスが重なり、いわゆる一帯一路(シルクロード経済ベルトと 21 世紀の海上シルクロード)発展戦略、京津冀の協同発展、天津自由貿易区の建設、国家自主革新モデルエリアの建設、濱海新区の開発・開放といった五つのチャンスをもって、天津は経済発展の「大時代」を迎えている。